日本のオープンサイエンスの取組みや情報を海外に向けて発信するためのポータルサイト openscience.jp を公開しました。研究データのオープン化,オープンアクセス(OA),リポジトリ,オープンエデュケーション・トレーニングなどに関する英語の情報を中心に掲載しています。ご意見やコメントなど,お気軽にお寄せ下さい。日本の皆さまにも「日本の状況を英語で説明する機会」などに活用していただけると嬉しいです。
これまで,自身の研究は国にかかわらず研究データ共有やオープンサイエンス全般を対象としてきました。また,その過程で得られた「日本で参考になりそうな情報」を雑誌記事や講演,当ブログなどでシェアしてきました。しかし,2016年3月に東京で開催された研究データ同盟(Research Data Alliance)第7回総会に参加してみて,もっと日本の情報を海外に伝えなければと感じたためサイトを作成しました。順次コンテンツを追加していきたいと思います。
ロゴは4種類作った中から娘に選んでもらいました。諸般の事情により,画像はPowerPointやMacのPreviewで編集しましたが,意外といいかも…。
追記(2016/4/2)
2016年3月30日に,国立国会図書館のカレントアウェアネス・ポータルに取り上げていただきました。ありがとうございました!
オープンサイエンスに関する情報を海外へ発信するポータルサイト「openscience.jp」(記事紹介)
せっかくなので,もう少し詳しく公開理由を書いておきます。
- 日本のオープンサイエンス活動が盛んになってきた!
- 日本の成果を伝えて国や分野を超えたオープンサイエンスの実現に貢献したい
- 英国,米国,欧州,豪州などから学ばせてもらった恩返しをしたい
- 日本の状況を整理して,Research Data Allianceのようなルールメイクの場に反映させたい
- 記録を残しておくことで,いつか誰かの役に立つかもしれない
超個人的には,2015年度は中学校(第2子)と小学校(第3子)のPTAホームページ委員にダブルであたってしまい(くじびき),サイトの更新や奉仕活動に時間を割いていたのが終了する,というのもあります。子育て中につき場所と時間が拘束されますが,隙間時間でできることをやっていきたいと思います。
追記2
月刊DRF 76号(2016年5月号)に,インタビューを掲載していただきました。ありがとうございました!